就職や転職でゲーム会社を比べるとき、「会社の規模」や「業績がよいかどうか」は気になるポイントです。従業員数や本社の場所は分かっても、売上や利益を各社の決算資料から自分で拾うのは手間がかかります。
このページでは、主要ゲーム会社7社の2026年3月期の売上高・営業利益を、各社が公表した決算短信をもとに一覧にしました。確認日は2026年11月4日です。従業員数や設立年などの基本情報は「会社プロフィール比較」のページでまとめています。
主要ゲーム会社7社の売上高・営業利益(2026年3月期)
各社の連結決算の数字です。売上高の大きい順に並べています。金額は億円未満を四捨五入しています。
| 会社名(上場会社) | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 前期比 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 任天堂 | 2兆3,131億円 | +98.6% | 3,601億円 | +27.5% | 15.6% |
| バンダイナムコホールディングス | 1兆3,482億円 | +8.6% | 1,895億円 | +5.2% | 14.1% |
| コナミグループ | 4,937億円 | +17.1% | 1,359億円 | +33.3% | 27.5% |
| セガサミーホールディングス | 4,875億円 | +13.7% | 471億円 | −2.1% | 9.7% |
| スクウェア・エニックス・ホールディングス | 2,977億円 | −8.3% | 547億円 | +34.9% | 18.4% |
| カプコン | 1,954億円 | +15.2% | 753億円 | +14.5% | 38.5% |
| コーエーテクモホールディングス | 884億円 | +6.3% | 372億円 | +15.7% | 42.0% |
営業利益率は、営業利益を売上高で割って算出しました。コナミグループは国際会計基準(IFRS)の数字です。
ゲーム事業だけで見た売上高・利益
ホールディングス(持株会社)が上場している会社は、ゲーム以外の事業も連結の数字に含まれます。たとえばセガサミーは遊技機(パチンコ・パチスロ)、バンダイナムコはトイホビーなどの事業を持っています。そこで、各社がゲーム事業として開示しているセグメントの数字も整理しました。
| 会社名 | ゲーム事業の売上高 | 前期比 | ゲーム事業の利益 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| バンダイナムコホールディングス | 4,766億円 | +4.6% | 567億円 | −17.3% |
| コナミグループ | 3,710億円 | +21.5% | 1,360億円 | +37.5% |
| セガサミーホールディングス | 2,199億円 | +1.4% | 192億円 | −31.7% |
| スクウェア・エニックス・ホールディングス | 1,729億円 | −16.3% | 434億円 | +28.0% |
| カプコン | 1,443億円 | +15.3% | 706億円 | +8.4% |
| コーエーテクモホールディングス | 825億円 | +5.7% | 366億円 | +16.4% |
この表は、ゲーム業界メディアのgamebizが各社のゲーム事業の数字として整理したものです。どこまでを「ゲーム事業」に含めるかは会社ごとに異なり、利益もコナミは「事業利益」、バンダイナムコは「セグメント利益」と、呼び方が違います。任天堂はゲーム事業の数字が別に掲載されていないため、この表には載せていません。
一覧から分かること
売上高は任天堂が2兆円を超えて最も大きく、前期のほぼ2倍になりました。売上高の規模ではバンダイナムコが続き、コナミとセガサミーが5,000億円前後で並びます。
営業利益率で見ると、コーエーテクモ(42.0%)とカプコン(38.5%)が4割前後と高く、売上高の規模は小さくても、売上高に対する利益の割合が大きいことが分かります。スクウェア・エニックスは売上高が前期より減った一方で、営業利益は34.9%増えています。
業績を会社選びに使うときのポイント
売上高は会社の規模、営業利益率は「どれだけ効率よく稼いでいるか」の目安になります。ただし、1年分の数字は大型タイトルの発売時期やハードの発売に大きく左右されます。1年だけで判断せず、数年分の推移もあわせて見ると、会社の安定性が分かりやすくなります。
また、ホールディングスの数字にはゲーム以外の事業も含まれます。自分が働きたい事業の数字を見るときは、セグメント(事業ごと)の数字を確認しましょう。平均年収の推移はゲーム年収DBの「上場ゲーム会社の平均年収推移」で確認できます。業績や会社の特徴をふまえて応募先を考えたい場合は、Hiraku agentの転職相談で相談することもできます。
業績データを見るときの注意点
このページの数字は、2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の連結決算です。コナミグループは国際会計基準、そのほかの6社は日本基準で、会計基準が異なるため厳密には同じ条件の比較ではありません。ゲーム事業の数字は、各社が開示しているセグメントの名称・範囲が異なります。最新の数字や詳しい内訳は、各社のIR資料で確認してください。
出典と確認日
いずれも2026年11月4日に確認しました。
- 任天堂:2026年3月期 決算短信
- バンダイナムコホールディングス:2026年3月期 決算短信
- コナミグループ:2026年3月期 決算短信
- セガサミーホールディングス:2026年3月期 決算短信
- スクウェア・エニックス・ホールディングス:2026年3月期 決算短信
- カプコン:2026年3月期 決算短信
- コーエーテクモホールディングス:令和8年3月期 決算短信
- ゲーム事業の数字:gamebiz「家庭用ゲーム大手、26年3月期決算」(各社の決算短信のセグメント情報をまとめたもの)
更新履歴
- 2026年11月4日:初版公開(2026年3月期・7社を掲載)

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